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カイロプラクティックとは

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カイロプラクティックについて

カイロプラクティックは、1895年(明治28年)、米国でD.D.パーマーにより創始された、アジャストメントと呼ばれる脊椎マニピュレーション(脊椎徒手療法)を特徴とする医療(ヘルスケア)です。

背骨を中心とする骨格のゆがみ(関節の機能障害や機能不全)を手技で調整することにより、神経系の働きを正常化して身体の動きと働き、姿勢を改善します。

神経は、脳と身体の全ての器官をつないでいるものであり、身体の全ての機能をコントロールしています。神経を介して脳と身体のサイクルが正常であれば、怪我をしても自然に治癒することができます。身体は本来、外の環境が変化してもその環境に適応するようにプログラムされているのです。

神経の働き

身体の骨格で守られている神経には、健康を維持するために重要な役割が3つあります。

感覚神経

見る、聞く、触る、味わう、嗅ぐといった五感の情報を脳に伝達する働きがあります。

運動神経

身体を動かすための様々な筋肉へ指令を伝えます。

自律神経

心臓の拍動や、胃腸の運動のように、私たちの意志とは無関係に身体の働きをコントロールしています。

頸椎

C1-C2-C3-C4

神経支配している臓器

脳、顔、耳、目、鼻、鼻腔、頭、舌、副甲状腺、顎、歯、甲状腺

考えられる症状

頭痛、不眠症、めまい、難聴、耳鳴り、視力、顎関節、不安症、眼精疲労、偏頭痛、副鼻腔炎、中耳炎

C4-C5-C6-C7

神経支配している臓器

頚筋、上腕、肘、手首、手、指、甲状腺、声帯、扁桃腺、副甲状腺

考えられる症状

手・腕・肩しびれ、喉の痛み、花粉症、貧血、代謝異常、体重の増加・低下、よく風邪をひく、関節リウマチ

胸椎

T1-T2-T3-T4-T5

神経支配している臓器

気管、甲状腺、副甲状腺、鎖骨、心臓、肺、胸腺、腕、肩、肩甲骨周り

考えられる症状

呼吸が浅い、血圧の問題、四十肩・五十肩、喘息、発汗異常、心臓の問題、気管支炎、不整脈

T5-T6-T7-T8-T9

神経支配している臓器

胃、すい臓、脾臓、肝臓、十二指腸、肋骨

考えられる症状

胃炎、潰瘍、消化不良、中毒症、糖尿病、低血糖症、食道裂孔ヘルニア

T9-T10-T11-T12

神経支配している臓器

腎臓、小腸、腎臓、副腎

考えられる症状

腸の過敏性、腸の張り、腎不全、じんましん、アトピー性皮膚炎

腰椎・骨盤・仙骨

L1-L2-L3-L4-L5-仙骨

神経支配している臓器

大腸、小腸、虫垂、膀胱、卵巣、子宮、前立腺、精巣、生殖器、直腸、尿道、骨盤、股関節、臀部、鼡径部、大腿部、膝、足首、足、足指

考えられる症状

下肢のしびれ、膝痛、坐骨神経痛、足がつる、冷え性、むくみ、静脈瘤、便秘、下痢、尿道炎、膀胱炎、大腸炎、生理不順、生理痛、不妊症、痔、尾骨の痛み